EZUKO THEATER



「夢 分」

□1998年
第2回公演「夢 分」
9月5日(土)19:00開演
9月6日(日)15:00開演


●第2回公演は

えずこシアターは、昨年の第1回公演「境界」、アトリエ公演「三月一日午後七時」を経て、1998年5月に新たにシアター生を募集し、総勢63名で、第2回公演を迎えました。

仙南2市7町ほかから、中学生14名(AZ9ジュニアアクターズOB9名)、 高校生4名、10代3名、20代21名、30代11名、40代6名、50代1名、 60代2名、70代1名という多様な世代、さまざまな職業の皆さんが、演劇づくりに汗を流しました。キャストもスタッフもひとつになって衣装や舞台セットを作りました。自主的な練習も毎日のように行いま した。音響・照明にもプロの指導のもとにシアター生が挑戦しました。

●「夢分」について

〜公演プログラムより〜

あなたの「夢」はなんですか?

人生の目標、未来に向かう夢、過去にみた夢、見果てぬ夢…。

十人十色、人それぞれに夢があります。でも、「夢」とは何かの職業についたり、お金やものを思うがままに手に入れることとは少し違うような気がします。「夢」をかなえるために、人間は何らかの職業を持ち、 夢をかなえる手段としてのお金やものやノウハウを手に入れるのではないかと思います。

昨今、夢と手段を取り違えていることが多いのではないかと感じています。手段を得ることはたやすくても「夢」を現実にすることはとてもむずかしい。だからこそだれもが夢をみるのでしょう。「夢」は、生きることの原動力のようなものかもしれません。本当の「夢」は、輝かしくかけがえのないものです。だから、夢に向かって生きている人は美しい。

えずこシアターのみなさんに、美しい「夢」の輝きを感じながら、2 回目の公演を迎えました。

全員がそろって稽古することは決してできない住民劇団の宿命を、メ ンバー同志でカバーし合いました。

スタッフは、相も変わらずすばらしいフットワークと熱意で、キャス トを支えてくれました。えずこシアターに本当の表現の力が少しずつ育っていく過程には、これからも山があり谷があることでしょう。

えずこシアターの「夢」を実現するべく、全員が手に手をとって前進してほしいと心から願っています。  

演出 吉川 由美


●えずこシアター/キャスト・スタッフ
石田 咲子 外交員1 大宮 学 夢助
斉藤 佳子 外交員2 菅原由紀雄 夢現
堀江 聖乃 橋本妻 高山 芳恵 逆夢
伊藤 良昭 橋本・託児 遠藤 由香 郷夢
伊藤 裕子 千葉妻 小室真由実 夢解
安藤 俊和 千葉 井上真裕美 夢祭
笹森 勇 千葉健太 村上可ズイ 夢路婆
曽根田浩子 渡辺妻 岡崎 大輔 不吉な夢
八島 里奈 渡辺ひろみ 佐久間真弓 夢のかけら
小原 邦子 池田妻 佐藤 砂織 赤い花
安藤あき子 吉田妻・助演出 大槻 愛 白い花
二木 優樹 吉田しのぶ 嶋 和美 カラス
鈴木 年明 俊夫 鈴木 孝紀 カラス
真壁 正好 光夫 長谷野勇希 カラス
斎藤 正秀 芳雄 渡辺 光子 カラスの巣
村上 孝利 秀雄 長尾みゆき カラスの巣
竹内 由佳 まみ 金綱 由紀 カラスの巣
中村真知子 美枝子
山家 翔 アキラ 日下 博幸 舞台監督・美術
佐藤江梨子 小田部晃二郎 舞台監督助手
水原 若菜 川村 千夏 プロンプター
南部真衣子 佐藤摩利子 照明
松橋 尚美 佐藤美和子 照明
小林あゆみ 大槻 文彦 音響
藤本 尚子 高橋 千春 音響
及川ひとみ 松崎 良子 美術
関 伸子 真昼の夢 山家 久美 小道具
木田ともみ 夢の名残 岡田 真美 小道具
作間 誠志 迷い夢 穂積 禎 衣装
草野 朋香 夢々 佐藤しのぶ 衣装
郷古 敏子 正夢・託児 阿部 朋果 制作
高子 香 酔いどれ夢 佐藤ゆかり 衣装・小道具

 

●その他のスタッフ
作・演 出 吉川 由美
舞台技術指導 村上 敏男
釣舟 健二(東北共立)
音響プラン・指導 雫石 新治(東北共立)
照明プラン・指導 鎌田 淳(東北共立)
振付 和田 敦子
舞台美術美術協力 渡辺 俊夫
衣装協力 竹川 泉美
岡崎 とし子
ヘアメイク 中塩 美津江
高松 春美
相原 美紀
記録協力 庄司 豪
AZ9ビデオ
広告用スチール 玉渕 博之
松崎 良子
記録スチール 伊藤 トオル
制  作 玉渕 博之
山家 史弘
((財)仙南文化振興財団)

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