EZUKO THEATER

「三月一日
  午後七時」

□1998年
「三月一日午後七時」
2月28日(土)19:00開演
3月1日(日)14:00開演

●初のアトリエ公演

act2のラストシーンより
テーマ曲は「上を向いて歩こう」でした。

 9月の旗揚げ公演後、12名の新人を迎えてさまざまなワークショップを行いました。2月8日には平田オリザ氏をお迎えし、新しい演劇の世界に出会う機会もありました。

 第一回のアトリエ公演は、えずこホールの平土間ホールでの公演。観客との距離が近く、より芝居の醍醐味を演じる側も感じられる空間です。

 芝居の空間で演じられる虚構をいかにリアルな人間関係に近づけられるのか。そんなワークショップの成果発表会として位置づけたのがこの公演でした。

 3つの場面からなるこの作品。それぞれの場面にはそれぞれのテーマがあり、チーム毎に、一人一人がそれぞれに考え役柄を表現していくワーク ショップ=稽古を行いました。

 自分そのものを役柄に反映させながら、伝えるべきコトを観客に伝えていくことのむずかしさ、会話を舞台上で成立させることのむずかしさに初めてぶつかりながら、約1カ月半試行錯誤しました。スタッフワークも初めてシアター生全員で行いました。

●ストーリーについて

3月1日午後7時。春も間近い夕暮れ。

そこにはさまざまな人たちが生きています。

そして、多くの人たちとさまざまなかかわりを持ちながら “今”を過ごしています。

それは、たいていすぐに忘れてしまうような流れゆく瞬間です。

そんな小さな小さな私たちの日常をスケッチブックにちょつと描き止めてみた情景集が「三月一日午後七時」。

どこにでもある3つの情景。

たまたま一緒にその時間をその場所で過ごした人たちが創り出すこの世にたった一つのドラマ。

3つの情景は、えずこシアターのメンバーひとりひとりが自分のスケッチブックを持ち寄って描き出す3つのドラマです。


●えずこシアター/キャスト・スタッフ
□act1 スタッフ
祖父 村上 孝利 舞監助手 山家 翔
祖母 村上 可ズイ 照明 真壁 正好
郷古 敏子 音響 作間 誠志
真壁 正好 美術・小道具 渡辺 俊夫
健一 山家 翔 制作 村上可ズイ
みどり 竹内 由佳 斎藤 佳子
しずか 佐久間真弓      
俊夫 渡辺 俊夫      
作間 誠志      
斎藤 佳子      

 

□act2 スタッフ
店主 中房 敏朗 舞監助手 堀江 聖乃
ウェイトレス1 遠藤 由香 照明 伊藤 良昭
ウェイトレス2 嶋 和美 伊藤 裕子
ウェイター 岡崎 大輔 高山 芳恵
木村 伊藤 良昭 音響 遠藤 由香
松本 伊藤 裕子 佐久間亮一
佐藤 高山 芳恵 美術 中房 敏朗
千葉 木田ともみ 嶋 和美
亮子 高子 香 岡崎 大輔
博美 井上真裕美 南部真衣子
美佳 堀江 聖乃 長尾みゆき
高橋 曽根田浩子 高子 香
亮一 佐久間亮一 小道具 木田ともみ
優樹 二木 優樹 二木 優樹
尚子 藤本 尚子 井上真裕美
聖子 石田 咲子 藤本 尚子
みゆき 長尾みゆき 曽根田浩子
新田 小原 邦子 石田 咲子
笹森 勇 衣装 井上真裕美
若菜 水原 若菜 制作 高山 芳恵
あき 関場 友紀 小原 邦子
理恵子 南部真衣子 高子 香

 

□act3 スタッフ
中村真知子 舞監助手 大宮 学
女の子 大槻 愛 照明 長谷野勇希
子ども1 渡辺 美鈴 音響 中村真知子
子ども2 松橋 尚美 大槻 愛
高校生1 阿部 朋果 美術 渡辺 光子
高校生2 渡辺 明美 佐藤 砂織
会社員1 長谷野勇希 小道具 渡辺 美鈴
会社員2 大宮 学 松橋 尚美
会社員3 佐藤 美和子2/28 衣装 阿部 朋果
渡辺 光子3/1 制作 菅原由紀雄
従業員1 菅原由紀雄 渡辺 明美
従業員2 佐藤 砂織      

 

<専任スタッフ>
助演出 安藤あき子 美 術 日下 博幸
舞台監督 佐藤摩利子 山家 久美
照 明 佐藤摩利子 小道具 小室真由実
佐藤美和子 衣 装 穂積 禎
安藤あき子 制 作 安藤あき子
鈴木 豊 託 児 郷古 敏子
音 響 日下 博幸 石田 咲子
鈴木 和則 伊藤 良昭
高橋 千春      

 

●その他のスタッフ
舞台技術指導 佐藤 隆行
釣舟 健二(東北共立)
音響プラン・指導 雫石 新治(東北共立)
照明プラン・指導 鎌田 淳(東北共立)
音楽制作 礒村 淳
作・演 出 吉川 由美
制  作 玉渕 博之
山家 史弘
((財)仙南文化振興財団)

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