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えずこプロ(えずこアートプロデュース集団)
えずこ天然音楽会Vol.2 「スキヤキが夏を背おってやってくる」 第2回目は「えずこ天然音楽会Vol.2〜スキヤキが夏を 背おってやってくる」。 この企画は、平成12年8月19日から21日にかけて、初め て出かけた県外視察研修での出会いが発端になってい ます。 視察したのは新潟県佐渡で鼓童が開催している「アースセレブレーション」、そして富山県の人口2万人の福野町で開催している「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」の二つのイベント。それぞれ毎年夏に野外で開催している素晴らしいコンサートです。 特に、「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」は、住民による実行委員会が運営し、住民のグループであるスキヤキ・スティール・オーケストラがプロの演奏家に混じりメインステージを飾っていますが、その演奏のレベルの高さ、ノリのよさは本当に素晴らしい。それにしてもすごい住民さんがいるものです…。それが発端です。 企画会議ではさまざまな案も検討されたが、あのスキヤキ・スティール・オーケストラを呼びたい、そしてぜひみんなに聴いてもらいたい、ということで案がまとまった。さらに、仙台でボサノヴァ歌手として活動している吉田慶子さんが、ブラジルからパーカッショニストを連れて帰って来るという情報も舞い込み、ラテン音楽二本立てのコンサートでいこうということになった。それから、交渉、日程調整。最終的には、事前ワークショップとして、「風の音、森の音と遊ぶ楽器づくり」と「即席!えずこパーカッションおーけすとら」。そして「スキヤキミーツ・えずこスティールドラム体験」の3つのワークショップをからめたヴォリュームのある企画となった。 そして平成13年1月20日コンサート当日。いちばんの心配は雪であった。スキヤキ・スティール・オーケストラの面々は、雪国富山県から新潟経由でやってくる。折りしも寒波が日本列島を覆い、つい数日前に大雪が降ったばかり。しかし運良くこの日は晴れ、予定通りスキヤキ・スティール・オーケストラが到着しほっと一息(その3日ほどあとにまた大雪が降ったことを考えると、奇跡のようなタイミングであった)ついたのも束の間、凍結でホールの水が出ない。飲料水はいいとして、トイレの水が流せない。大慌てで水道業者に連絡して、水が出たのは開場30分前であった。(今となっては笑い話だが、あの時は気が気ではなかった。ふぅー) さて開演。第一部は吉田慶子トリオのしっとりとした歌と演奏が会場を包み、そして、最後は、「即席!えずこパーカッションおーけすとら」に参加した親子約30人もステージに上り、吉田慶子トリオの演奏にあわせてパーカッションを叩いた。参加者のほとんどはパーカッションを叩くこともステージに上ることも初めて、にも拘わらず、みんなとても楽しそうなうれしそうな表情をしていたのがとても印象的だった。 第二部スキヤキ・スティール・オーケストラの演奏は、のっけから大盛り上がり大会。軽快なテンポの曲が多いということもあるが、スティール・ドラムの音色には、人の心を心地よく煽る不思議な周波数が含まれているに違いない。観客の三分の一は立ち上がって手拍子をとり、ステージの熱気はそのまま客席に溢れ、ホールは興奮の坩堝状態である。 終了後、出演者とえずこプロスタッフによる打ち上げの盛り上がりは、もう言葉では形容できないほど。至るところから笑い声が沸き起こり、飲めや歌えの大騒ぎ、そして、みんなの顔には最高の笑顔が…。さてさて、次は何を企画しようか…。
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