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第6回公演 「SiMi」
蔵王の麓、仙南地域の歴史を研究する笹谷虫太郎さんの書斎の床下に、紙魚の王国があります。紙魚 - 長さ1センチにも満たない昆虫です。暗く湿気の多いところに生息し、紙や布を好みます。 紙魚の王国では建国百年を迎えるに当たり、紙魚一族の歴史を認識し、誇りを持って生きていこうという気運が盛り上がっていました。女王 - ルグウは虫太郎さんの膨大な歴史関係の書籍の中から物語を集めさせ、それを再構成して紙魚たちの歴史をつくろうとしていましたが、なにせ小さい生き物のこと、なかなか思うようにはかどりません。そこで目を付けたのが、虫太郎さんの孫娘 - かのこでした。かのこは大の本好きで、虫太郎さんにしかられるのを覚悟しながら書斎に忍び込んでは読書をしていました。 ある日、かのこは本の中に不思議な穴を発見します。それは紙魚が食べた跡でした。 かのこは紙魚が食べた本の跡から立ちのぼる煙とともに、紙魚の国に連れて行かれます。そこでかのこは、紙魚たちの知恵にびっくりします。しかしながら、紙魚の国も安泰なわけではありませんでした。ルグウの妹のエルフは、ルグウと考え方が合わず国を追放されていましたが、食糧難からルグウの国へ戻ってこようとしています。 今まさにルグウとエルフの間で戦争が起ころうとしています。 そのいさかいに巻き込まれた、かのこと虫太郎さんの運命は?そして紙魚たちの争いはいかに?
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