新たな年を迎え、あの震災からまもなく1年が経とうとしています。
“春から夏”---------- 避難所を中心に、津波に遭われたたくさんの人たちに会い、当時の苦労や体験を伺いました。その言葉一つ一つにいままで体験したことのないリアリティや重みを実感しました。そして、ありのままに現場を見、“明日”という言葉に遠い響きを感じました。
“秋”---------- 二次避難所となった山間の温泉へと足を運び、長きに亘り、避難を余儀なくされた人々に気配り、目配りで支援を続けた旅館の女将さん二人に話を伺いました。苦労の多かった避難生活の日々を乗り越えていくまでの話を聞きました。
非現実を現実にした東日本大震災。未だにその現実を受け止めきれない人たちも多くいらっしゃいます。私たちが人々の話に耳を傾け、体験し、感じたこと。そうした断片から未来に生きる人たちへ残していくべきことはないのだろうか。そんな残すという試みを、この編集会議から始めようと思います。
今回、編集者・ライターとして一線で活躍する影山裕樹氏を迎え、編集のイロハと編集による新たな価値を生み出す行為について学びます。ホスト兼ナビには美術家・藤浩志氏。ともに目を凝らし、耳を澄まして、カンがえるワークショップPart4。これまでの体験や記録から未来への布石を記す新たな試みが始まります。
*
被災地についてカンがえる/被災者についてかんガエル/自分が出来ることをカンがえる/みんなが出来ることをカンがえる/考えるということをカンがえる/とにかくみんなでカンがえる/
そして、カンがえたらやってみる。